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重なる時には

 我が家のこどもたちも大きくなりあまり病気もしなくなりましたが、今となっては思い出すのも嫌になるほど二人の子供が順番に具合が悪くなった頃がありました。一人がやっと熱が下がったかと思いほっとするともう一人が発熱。それがすぎしばらくすると一人が耳が痛いと夜中大泣きし案の定中耳炎だったとか(まだまだ続きあり)。その都度仕事の予定をやりくりしたり夜中にこどもを預かってくれる人のところに車で移動したりでとにかく必死でした。目の前のことをこなすことに夢中で「世の中で何が起こっていようと私には関係ないから。」と思っていました。「どうか2日後までには熱が下がります様に。」などと念じたりしましたが小児科医だからといって秘策があるわけでもなし、あの頃御迷惑をかけたすべての皆様本当にごめんなさい、です。
重なる時には重なるもの。二人が時間差で足の骨折した時期も有り「ひとり一本ずつでも私にとっては二本。」と泣きたくなりました。いちばんつらいのはこどもなのになんだか自分の都合でゆっくり看病もしてやれずかわいそうなことをしました。
今年はワクチン接種も例年より多くどのご家庭もその予定をこなすだけでも大変だと思います。いろいろご協力感謝しています。寒くなって来たので体調を崩すお子さんも増えて来ました。あと数ヶ月春になったらきっとこの状況も好転するでしょう。私にできることは僅かではありますがお子様方の健康を守ることお母さん方の心に寄り添うことを精一杯させていただきます。